速報
クロニック・ラヴの増刷について告知用画像が発表されました。
まだ詳細は告知できない(いま決めてるところ)のですが、画像がかっこいいのでみんな見てくださいな。
ただいま絶賛校正中です。あと近々次号の告知も出す予定です。
完売&増版決定
文学フリマに来て下さった皆様、ほんとうにありがとうございました。
おかげさまで『クロニック・ラヴ』は完売いたしました!
とりあえずtwitterやブログでもう感想がぱらぱらあがってきているのが非常に嬉しいです。
装丁+デザインと様々な実務を担当してくださった迫田容満氏と、素敵な表紙絵を描いてくださったポストポッパーズの藤城嘘氏*1、大量かつ超高品質のテキストをご提供くださった谷島貫太氏*2、繊細な内容のコラムを書いてくれたid:tomad氏、そして破天荒なマンガを描いてくれた川村元紀氏、あと壮絶なエロ小説を書いてくれた朝霞軒行氏、その他、名前を挙げきれない多くの人々のお力を借していただきました。
ヴィジュアルについては、通りすがりのまったくの初めての人が立ち止まって見本誌を手にとってしばし無言で凝視して買っていくということが何度かあったし、感想でも「デザインが凄い」という評価をいただくことが多いので、僕だけが凄いと思っているわけじゃないはず。デザインやアートに興味があるなら所持しておきたい!というものに仕上がっていると言えるんじゃないでしょうか。内容はじっくりゆっくり読み込んでいただくものばかりだと思っています。買ってすぐに読まないでも、数年後、十数年後に手にとってゆっくり読んで欲しい、自分が読まないでも他の誰かには読まれてほしい、そういう内容というか。次回の文フリには続刊を出す予定で、そっちでもサーバーパンクという基本テーマは継続していくつもりです。今後ともどうぞよろしくお願いします。
また、ご感想のトラックバックは大歓迎です。
なおご好評につき『クロニック・ラヴ』増版が決まりました!
表紙ちょっと変えて、あと小説も読みやすいデザインにする予定。イージーモードというか(ちなみに作者の意向は初回限定版のほうがよりよく反映しています)。これぞヴィジュアル系商法!通販や詳細情報をご希望の方はDMもしくはリプライ、あるいは僕のメアド探してご連絡ください(ひどい)。
ちなみに今ちょうど「終りの会」のメアドを作成しているところです。
文学フリマ当日にブースに来て下さった方で、増版希望のご記名をくださった方々への連絡は後日あらためて送らせていただきます。この場で書いてもしょうがないかも知れないのですが、非礼をお詫び申し上げます。
文学フリマで買った多くの同人誌のほとんどにまだ目を通せていないので、戦利品報告はまた後日。
追記:おとなりのブースが映画系の評論で有名ブロガーのみなさんが集まってたので、1時間で150部完売とかいう事件が起こりマジでビビりました。
文学フリマ、気になるサークルなど
文学フリマでチェックする予定のサークルおよび同人誌を以下にまとめてみた。
- H-6 LOL
- I-9 東京情報大学文芸部NGN
- J-8 新月お茶の会
- K-4 ナタリー
- Q-2 ジェンダーSF研究会
- Q-4 タブロイド出張所
- Q-12 形而上学女郎館
- R-1 筑波批評社
- R-3 close/cross
- R-5 ぼっちーず
- S-16 批評誌「アラザル」
- S-17 文芸空間社
- T-7 萌え理論
- U-1 東大批評
特に筑波批評社と東大批評、ぼっちーずはそれぞれ シノハラユウキ「想像の涯ての眩暈」、伊藤海彦「二〇一〇年代にWebサービスはあるのか?」*1(以上、筑波批評)、Thir「萌え四コマ」の源流をたどる」、水村敦「福島正実の呪縛とSF評論の可能性について」(以上、東大批評)、渡辺寂「プレイヤーキャラクター試論」(ぼっちーず)が気になっている。
本関連の展覧会ツアーやりてえな
12月6日は文フリに同人誌を出すということで今回初めて手を出した編集の「業務」は想像以上に難しかった。依頼して出来上がってきた「文字情報」をただ「文字情報として」整形するだけではなくて、紙に「落とし」た状態、そして「本」のカタチを意識して加工していく体験は思いがけなく面白くもあったけど。
んで、近日中に以下の展覧会に行きたいなと思っている。誰か識者に同伴をお願いしてツアーみたいにしようかなとかも考えてる。コメント欄などに連絡ください。
- うらわ美術館 http://www.uam.urawa.saitama.jp/tenran.htm
- 印刷博物館 http://www.printing-museum.org/
- 弥生美術館 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html
あと上記とは関係ないけど、行ってみたい展覧会は下記の通り。
同人誌「クロニック・ラヴ」、12月6日(日曜)、文学フリマにて頒布します!(続報)
大きい画像がCLの告知ページでご覧いただけます。
僕と迫田くんのサークル「終りの会」による最初の同人誌「クロニック・ラヴ」を12月6日(日曜)に頒布いたします。
終りの会(ブースはR-11)presents!
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「クロニック・ラヴ」
<特集 サーバーパンク>
谷島貫太「技術と時間(スティグレール)をめぐって」(インタビュー)
tomad「ネットと現実の間の彼の死について」」(コラム)
谷島貫太「故障したコンピュータは電気狂人の夢を見るか――物質的脆さについての試論――」(論考)
迫田容満「炸裂スル特命(ミッション)」(コラム)
川村元紀「最終世界系少女★すーぱーふるいど」(漫画)
朝霞軒行「ホリゾンタル・ラヴ」(小説)
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…「自称・日本一エレガントな邪気眼を持つ男」こと迫田容満氏による装丁が本当にヤバイです。
とりあえず上掲のが表紙(原画はポストポッパーズの藤城嘘氏)。
本文の文組も凄過ぎる。ぜひ実物を見て欲しいです。
※小説のタイトル間違ってた。ホリゾンタル・ラヴが正しい。ごめん>朝霞さん
前回の告知はこちら。同人誌制作に手を出したきっかけとかはこっちに書いてます。
→http://d.hatena.ne.jp/negative-naive/20091114/1258185626