憎しみと哀しみが何故美しいか

学術系とは違う、直感的な思いつきシリーズ。
憎しみや哀しみに駆られている人を美しいと思うのは何故か。そのネガティブで混乱した思考に捕らわれて苦しみながら、彼が生きていること、あるいは死んでなおその思いに拘泥しつづけて在ること(幽霊)が何故か美しく思われる。ただ生きているだけでその人が美しいと言われる意味での美しさと、憎しみや哀しみの美しさとは違っている。ニーチェの『悲劇の誕生』でも読んで考えてみよう。