2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

メモ:逃げちゃダメだって声が

頭の中で鳴りやまないとか。私のことではないけど。 関連↓ http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/searchdiary?of=100&word=%EF%BF%BD

舞城王太郎『九十九十九』まもなく読了

九十九十九 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (149件) を見るを今更ながらトイレにおいて読んでいる。 最近ははてなでほぼ毎日更新している「闇夜」…

↑の追記

そういえば『×××』の監督はJ.A.ロメロの大ファンだということで、上記のような社会批評的な読みは期待されていないものではないと私は思う(さすがに深読みの方向性や深さまでが、監督の期待どおりだとは請け負えないが)。

http://jp.youtube.com/watch?v=vszxHGFlG9w&eurl=http://illcomm.exblog.jp/8477620/ ↑『ダークナイト』とコレの関連を考えてみたい。 ちなみに白井聡『未完のレーニン』によるとレーニンは社会変革への中間の段階を無視しているという点で、他の点では親近…

『×××』の試写に行ってきました。

なんか不安なんで映画のタイトルは伏せ字にするけど、読んだらわかる人にはわかるはず。『×××』は血と痛みを求めてやまない類のバカから、映画を深読みせずにはいられない類のバカまで観客を選ばない立派な作品だ。

『スピードレーサー』観てきた

昨日、新宿ミラノで。「たけくまメモ」と「たけくまメモ」でリファされてた小飼弾氏のブログ、そしてその小飼弾氏の奥様の「いいから」に触発されて。感想はひとことでまとめると「劇場で観られて本当に良かった。インターネット、そして竹熊健太郎氏と小飼…

テヅカ・イズ?

思うところあってまた『テヅカ・イズ・デッド』を読み返している。「キャラ」という概念について考えるため。いろいろと思うところがあるけれど、今回は引用を中心とする。ちなみに「フレームの不確定性」はマンガだけに留まるべき概念ではないし、フレーム…

『アンチ・オイディプス』二十二日目

第三章 未開人、野蛮人、文明人 第八節 原国家 ところが、何という忘却がこの起源にふりかかることか。つまり潜在状態が国家そのものを襲い、ときにはそこでエクリチュールは消えてしまう。まず私有財産の、ついで商品生産の攻撃をうけて、国家は衰弱に陥る…

『ダークナイト』

昨夜はダークナイトを観てきた。思ったことが多く、あとでちゃんと書きたい。

『アンチ・オイディプス』二十一日目

第三章 未開人、野蛮人、文明人 第七節 野蛮な表象、あるいは帝国の表象 (二十日目 「第六節 野蛮な専制君主機械」は引用したいところも、特に思ったこともなかった。) とりわけ、表象の表層的組織において変化するのは、声と書体との関係である。ずっと昔…

SITE-ZEROの文章より

ルクレールの創意は、「徴」を「性感的差異」la différence érogèneないし「快感の隔差」l'écart du plaisirの身体への記入として捉え返すことで、「文字」をセクシャリティの問題系へと接合してみせたことにある。本書第4章「文字の身体、または対象と文字…

『自我論集』「子供が叩かれる」より

性倒錯はエディプス・コンプレックスから由来するものであることが一般的に確認されるとすれば、エディプス・コンプレックスの重要性が、さらに高まることになる。我々は、エディプス・コンプレックスは神経症の本来の中核であり、エディプス・コンプレック…

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』をDVDで観た。

これもまたいい作品だった。『イースタン・プロミス』も是非観たい。

『ハプニング』観てきました。

美しい映像、シャマラン映画に一貫するスタイル、明快な倫理性。今回もシャマラン好きの私を落胆させない完成度でした。「今までの作品は全部好きだけど、今度のはダメ」という人は、シャマランをよくわかっていないに決まっている。というわけで、以下に感…