2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あと一部に向けて

メタルと人形の相性もいいみたいです。 ・Motorhead*1のエースオブスペード。 あとMaster of Puppetsとか。スラッシュメタルの文脈では政府によるコントロールが人々を操り人形にするというような警告とか皮肉の意味を込めて人形が言及されるみたいなので、…

東京ナンバーワン回文istのid:shinimai君が

久しぶりにポエムを挙げていたので言及。 先日読書会(ちゃんとした議論には発展できなかったので今度リベンジします)でネタ本にした『生き延びるためのラカン』で斎藤環が挙げてた「音に意味を従わせる快感」(p.042)に思いっきり該当しているなあとか思…

R. Walser『Running with the devil power, gender, and madness in Heavy Metal Music』 から抜粋。「メタル」の定義と歴史について。 Outsiders' representations of heavy metal as monolithtic stand in stark contrast to the fans' views, which prize…

映画

昔観た『ベレジーナ』ってダニエル・シュミットって有名な監督の作品だったのね。ただものではない名作だったけど。

美学と政治

感覚可能なもの、感覚的なもの。この訳し方が重要なのかしら。 読み合わせてみても両者間のズレがよくわからなかった、、、。 所詮仕事しながらだと読みが浅くなるのか、自分の能力の限界か。 http://site-zero.net/_review/galilee2004/ ↑id:Hoshino氏の文…

備忘。

読んでみたら若干興味深かった。病むことについて (大人の本棚)作者: ヴァージニアウルフ,Virginia Woolf,川本静子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2002/12メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る

愚かしさについて

先日ある東大院生で美学を専攻している友人にサラリと「知性がないやつ」呼ばわりされたのが正直すごくショックだったんだけど、実際勉強に非常に抵抗を覚えてしまうわけで、まったく透明な知性のようなものには縁がなく、だからこそヴィジュアル系とかノイ…

技術、支持体、ノイズ

『グラモフォン・フィルム・タイプライター〈上〉 (ちくま学芸文庫)』を読んでいて、重要と思われる箇所があったので引用。 リルケの解剖学的に正確な言葉によれば、「乳飲み子(哺乳類の)」のときにはそこにはすき間があいていて、後になって前頭骨と頭頂…

女の子の怒りについて

http://po-m.com/inout/200606yarita01.htm ↑詩人でもあるヤリタミサコ氏の論考。これを読んで、一部の男子の女性化願望というのは、この種の「怒り」「悪意」「敵意」を欲望しているのではないかと思った。ヴィジュアル系に引きつけて言うなら、ヴィジュア…

あとこれ欲しい

路上の司祭 [DVD]出版社/メーカー: トランスフォーマー発売日: 2007/01/27メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る

幼児期

ちなみにアガンベンのこの本気になる。 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/X/0254570.html 東氏が書いてた「動物と人間、話さないもの(infans)と話すもの(fans)の分割」の「infans」ってアガンベンのインファンスと同じものなんだろうか?僕のnaiveという…

ちなみに

高校生のころに聞いていたフィア・ファクトリーがいまどうなっているのかと思って検索してもらったところ、いいかんじに進化していました。こんな感じ。昔の生硬さがなくなってより好みになった。 ・↓最近のフィア・ファクトリー Archetype ・↓昔のフィア・ファ…

キットラーの本

読み進めている。

ゴミと物質

バロウズの『トルネイド・アレイ』(1992年刊?)に椹木野衣が解説を書いていて、それがゴミと絵画と音をめぐるものだった。おっと思ったら案の定デリダに言及し、しかももしやと思って読んでたら細川周平の『レコードの美学』まで出てきた。雑さの目立つ文…

眼について

こんどシューゲイザーのコンピに新録提供するらしくてファン的にウハウハなコールターオブザディーパーズに似てると思って、かつ美形女性ボーカルを擁しているという点でも興味深いアーク・エネミーの好きな曲『dead eyes see no future』でもそうだし、hide…

今日は

久しぶりにルナシーの『LUNA SEA』を聴いた。さっきまではおとなり日記(id:cujoさん:ありがとうございます!)で知ったマストドンの『ブラッド・マウンテン(初回限定盤)』を聴いていたんだけど、なんというか、やはり数年後には全米でヴィジュアル系が流行…

↑に追記

エロマンガ→エロゲ→ラノベという流れからして必然的に言及すべきところだったんだろうなと。仕事中に斜め読みしただけなので、あとでもう一度よく読まないとなと。

「限界小説批評」でエロマンガスタディーズが取り上げられていた。

あと最近プログレッシヴ・デス・メタル

なるジャンルが存在していることを知った。美学的にはたぶんメガデスの系譜。でも代表格とされているらしいMeshuggahの音はアンスラックスにそっくりな気がした。出身は北欧みたいだし。北欧のメタルシーンってどうなてているんだ?秋田氏の前掲書ではロマン…

日々充実してはいる

秋田昌美の『快楽身体の未来形』から 「アートは生の儀式だ」と言ったシュヴァルツコグラーは精神錯乱に陥り、1969年のある日、アパートの四階の部屋の窓から身を宙に浮かせた。 かれの死後、カッセルのドクメンタに作品が展示されたが、そこに来ていた女性…

『大航海 特集:ファンタジーと現代』(2004年の第49号)

を読んでます。たまたま斎藤環と編集長でエロマンガDOA2007でたたかれてた三浦雅士とが対談してた。斎藤環がファウスト系をだいぶ持ち上げている。特に佐藤友哉。以下引用 これはちょっと荒いくくりかもしれませんが、現在のようなポストモダン的状況下にあ…

ラクー=ラバルト死去

id:voleurknkn氏のブログで知る。僕は『虚構の音楽―ワーグナーのフィギュール (ポイエーシス叢書)』を読んだだけだったけど。これから主著を読もうと思っていただけになんかショック。『虚構の音楽―ワーグナーのフィギュール (ポイエーシス叢書)』は、ボード…

今日はようやく

『生き延びるためのラカン』を読了。前から不思議に思っていた、何故ラカンがシェーマLとかボロメオの輪のような図解を使いながらすべてを言語の問題にしてしまうのか、については解答がなかった。てかたぶん「すべてを言語の問題にしてしまう」というこちら…

その他

あとは断片的に印象に残っていること。基本的な知識だけど、ショタはロリから派生しているという見方がある。その大元のロリというのは、故米澤氏によるとコミケが意図的に仕掛けたものらしい。このあたりについては東氏が「あれはいいSF大会だった」と回想…

性と記号と身体

どこからああなってしまったのかを思い出せないんだけど、「性の描写」「性器の表現」が語られ出したときの伊藤さんと東さんのはしゃぎっぷりが実に楽しそうでよかった。小心者の杖さんの昔のレポートを読んでみたところ、エロマンガイズデッドオアアライブ…

若干実況的に。

まずは永山氏がイベント開始当初に言っていた、『テヅカイズデッド』が先に出てしまったので、実証的な図像学的な研究を『エロマンガスタディーズ』に入れられなかった、という話が印象的だった。是非増補版などが出る際には含めてみてほしい。いっそのこと…

さて昨夜のレポートです

結論としては、すばらしいイベントだった。 友達を誰も連れていなかったことは悔やまれる。 (ちなみに両書とも、翻訳してすぐ海外で発売したら、濃厚なリアクションがありそう。)永山薫氏がとても幅広い活動を長く続けられていたことに関係しているのか、…

自分はグダグダ書くばかりで

ほんとに怠惰だ。小谷氏を悪く書く資格などない! とか自己批判めいたことを思いましたが、でもまあ私的なメモということで。

他の人のレポ読んだら

http://d.hatena.ne.jp/mine-o/20070201 ↑こちらのかたのレポは事実話されたことがメインで、僕がしたに書いたのはそうとう自分のフィルター通してるなあと思った。