その他
あとは断片的に印象に残っていること。
基本的な知識だけど、ショタはロリから派生しているという見方がある。その大元のロリというのは、故米澤氏によるとコミケが意図的に仕掛けたものらしい。このあたりについては東氏が「あれはいいSF大会だった」と回想するパネルディスカッションで語られており、その際のテープが起こされないまま眠っているらしい。小谷氏のところで。小谷氏はゲストに対して謝っていたけれど、なんというか倣岸ぶる評論家なんだから、片手間みたいなSF本書いてる暇があったらそういう仕事をちゃんとやってほしいとか無責任なことをまた客席で考えてしまった。なんだかここまで小谷氏について悪く書いててだんだん一読者に過ぎない自分が申し訳なくなってきた。調子にのってすいません。でもブログなんで好きに書かせてください。
漫画においてレイプする側に感情移入をするのか、レイプされる側に感情移入をするのか、という問題が永山氏におけるショタの論じ方に関連するわけだけど、たとえばレディコミでのレイプが描かれるときに、レイプする側が透明に描かれたりする、その意味は何なのだろうか?という話が出た。そこで小谷氏がSMの描き方についてのやおい・耽美・BL界隈での議論の話を挿入してくる。このときばかりは小谷氏が役に立っていた。でも、レイプとSMとはもう決定的に違うわけで、そのあたりを性的な表現を扱う分野においてフェミニストとして鳴らしている小谷氏がなんの注釈もなしに接ぎ木していたのはなんでだろうと思った。どうでもよかったんだろうか。
永山氏の著作『殺人者の科学』『アミューズメントボーイズ』『天使庁』
伊藤氏の仕事『美少女エッチ漫画の基礎知識』
をめちゃくちゃ読みたくなった。誰か貸してください。
って『アミューズメントボーイズ』読めるよここで!w
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2609/amindex.html
すげえ
あ、でも全部じゃないんだ。でも『天使庁』とか他の作品も読めるよ、、、すげえ。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2609/mw.html
そういえば東氏が小谷氏に「巽氏に『天使庁』を読んでもらいたい!読んでもらえました?感想は?」と興奮気味に言っていたのに対して、小谷氏が「ようやくこないだの日曜日に届いてまだ読んでない」と返してたけど、ウェブで読めるじゃん。サイバーパンクとか言ってたのにウェブで探してなかったのかなとか思った。
なお、小さい子が性器の実物を写真や現場で見たときの衝撃って話は、精神分析とかでは普通にある話だろとか思った。それからまた戻るけど、性的なものが記号的なものでもある、というのは精神分析では極めて当然の話なんじゃないかと思うんだけど、その点、斎藤氏はどう思ってるんだろう。あと東氏もまさか上記のような単純化を本気でやっているとは思えない、というか、僕の個人的な誤解かもしれないからそうだったらちゃんちゃらおかしいんだけども。あと精通前の男子の快楽は女性に似ているかも知れないという話は、ベルサーニの話を思い出した。ベルサーニもちゃんと読みたい、、、、ううう。
てなわけで大学で提出したら落第間違いなしの、好き勝手書き散らしただけのレポートで恥ずかしいですが、別に自意識膨らましてもしょうがないのでアップしてしまうます。