[book]あとこれね
北風に吹かれていじけるような人間は、結局何をやってもダメなんです。何をやってもダメな人間を有効活用するためには、見せしめにすることです。こういう他人を僻んでいるだけの醜い人間は仕方がない、ということを多くの人に印象付けられる。だから作り手意識だけが肥大してしまった人たちが、過剰な反応をしているというのは結構狙い通りなんですよね。
あたまのわるいひとにはこれがわからんのですよ。「あたまのわるいひと」って私のことですが。いや、違うか。頭がとてもいい人と、頭のとても悪い人とが結託する地点の発言ですよね、これ。要するに圧倒的に正しい。正しすぎて泣けてくる。私は認めたくないです。朝から死にたくなりました。死なないけど全然。
→この箇所に関して宇野氏自身による補足がありました。
http://blog.goo.ne.jp/wakusei2nd/e/24227ad013e0cc68004ac53727b69b27
オブラートにくるんではいますが、露骨に悪意を感じました。よっぽど嫌な思い出があるのだと思います。しかしさすがにヒガミ屋(はすごく心が弱い人、と僕は思っているので、これはこれで弱者なんじゃないかと思うんですが)の人生をまるごと問答無用で切り捨てる気はない、ということなんですかね。だったら「何をやっても」とか書かなければいいのに、と思いますが。
とはいえ、こちらの人のご意見は、ちょっと穿ち過ぎかとも思いました。
http://enemyofthesun.blog111.fc2.com/blog-entry-39.html
ただ「ネオリベ」と言ってしまうのは、結局乱暴なんだと思います。