2008-09-12から1日間の記事一覧

『アンチ・オイディプス』二十三日目

第三章 未開人、野蛮人、文明人 第九節 文明資本主義機械 精神分析は、みずからは認めることを拒みながら、じっさいには経済的-金銭的依存関係のシステム全体を自分の扱うそれぞれの患者の欲望の核心に登録し、剰余価値を吸収する巨大企業をみずから組織して…

『歪形されたフレーム』、絵画と映画について

主に今回はショットと運動について。 たとえばゴダールの『パッション』では、ロマン派やバロックの巨大なタブローが、部分的に活人画の形態で再構築され、カメラや(その強制された不動性に対して震えたり、反抗したりすることで動かずにはいられない)モデ…