この「第九節 プロセス」でもって「第二章」は終る。この第九節ではもっぱら「分裂症」について語られており、節の題にされている「プロセス」については詳説されていなかったように思われた。
http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20080415#c1210868403
で、id:voleurknknさんが指摘されているように「ドゥルーズは生産と消費のあいだの「遅れ」というものをまったく考慮していない」のかどうか、この「プロセス」についてどう彼らが語るかを読むことで考察できると思っていただけに、残念だった。