国家

白井聡『未完のレーニン』も読んでいる。

プロレタリアートとブルジョワジー(労働者と資本家)の対立から「国家」が生まれ、この第三項たる「国家」によってプロレタリアートとブルジョワジーの直接的な対立がなくなること。ブルジョワジーは国家から経済的な支配力を保証され、逆にブルジョワジー…

『アンチ・オイディプス』二十二日目

第三章 未開人、野蛮人、文明人 第八節 原国家 ところが、何という忘却がこの起源にふりかかることか。つまり潜在状態が国家そのものを襲い、ときにはそこでエクリチュールは消えてしまう。まず私有財産の、ついで商品生産の攻撃をうけて、国家は衰弱に陥る…

『アンチ・オイディプス』17日目 第三章 未開人、野蛮人、文明人 第二節 原始大地機械 領土性の観念が曖昧なのは、見かけのことでしかない。というのも、これを住居の原理または地理的分割の原理として理解するとすれば、原始社会的機械が領土的なものではな…