離接的総合
『アンチ・オイディプス』10日目 第二章 精神分析と家族主義、すなわち神聖家族 第四節 登録の離接的総合 家族的三角形化は、ひとりの「私」が同時に親子の世代と性別と生死の状態について、自分を区別する座標を受けいれるための最低限の条件をあらわして…
資本主義と分裂症 『アンチ・オイディプス』の副題として「資本主義と分裂症」とされているけれど、この副題の方により強く関連しているのが上記の「ヌーメン」と「ヴォルプタス」と呼ばれている概念なのだと思う。日本語の熟語に翻訳されていないことからし…
キーワード 欲望機械の第二の様式、および第三の様式に関して、<ヌーメン>と<ヴォルプタス>という概念が繰り返されているので、第四節までで<ヌーメン>と<ヴォルプタス>について述べられている部分を引用する。■ヌーメンに関して 「第二節 器官なき…
『アンチ・オイディプス』読みだして5日目 第一章 欲望機械 第五節 欲望機械 欲望機械は隠喩ではない。それは、三つの様式にしたがって、切断し切断される。第一の様式は接続的総合にかかわり、リビドーを採取のエネルギーとして動員する。第二の様式は、離…