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テヅカ・イズ?

思うところあってまた『テヅカ・イズ・デッド』を読み返している。「キャラ」という概念について考えるため。いろいろと思うところがあるけれど、今回は引用を中心とする。ちなみに「フレームの不確定性」はマンガだけに留まるべき概念ではないし、フレーム…

『ダークナイト』

昨夜はダークナイトを観てきた。思ったことが多く、あとでちゃんと書きたい。

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』をDVDで観た。

これもまたいい作品だった。『イースタン・プロミス』も是非観たい。

『ハプニング』観てきました。

美しい映像、シャマラン映画に一貫するスタイル、明快な倫理性。今回もシャマラン好きの私を落胆させない完成度でした。「今までの作品は全部好きだけど、今度のはダメ」という人は、シャマランをよくわかっていないに決まっている。というわけで、以下に感…

スカイ・クロラの予告編企画@GyaO

http://www.gyao.jp/cinema/skycrawlers/ で、3つの予告編を見た。もともとの予告編を見て、押井守が、終わってるにしてもその終わり方はあんまりだろとか思っていたのだけれど、庵野秀明の予告編がわりと良かったので案外いい作品なのかも知れないと思いな…

ロベルト・ロッセリーニ『ヨーロッパ1951』をDVDで観た。

「ヌーヴェルヴァーグの父」と言われるロッセリーニの作品。イングリット・バーグマンの顔がすごい*1。 政治的問題というよりも、さらに「社会的」な問題を扱った作品だと思う。人はどのような善行を為すことができるのかという問題に、否応なく眼を向けさせ…

荻上チキ氏の仕事を最近追い始めているのか私は。 ともあれ。 黒瀬陽平氏へのインタビュー(http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080717/p1)を読んだ。これはいい仕事ですね!お疲れ様でした。楽しく拝読しました。しかし、いくつかアレ?と思った箇所があっ…

荻上チキ×宇野常寛対談@2008年2月

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080224/p2 「越境とは幻想だ。タコツボは内破するしかない」というお決まりの、加藤典洋みたいな反論ですね。それはそれで正しいのかもしれないけど、僕が言いたいのは「タコツボは内破するしかない」と答えるヤツは、その…

最近は

伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』の関連で斎藤環フレーム憑き―視ることと症候作者: 斎藤環出版社/メーカー: 青土社発売日: 2004/06/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (31件) を見るを読んでいる。これでも黒沢清に触れられて…

黒沢清『黒沢清の映画術』

を読んだ。伊藤計劃氏による『トゥモローワールド』論で言及された長回し*1に対する態度や、杉田俊介氏の『叫び』論を読むにつけ、またその作品における幽霊や家族などに対する描写の巧みさから、非常に深い考察を持つ映画人だと思っていたのでどういう思考…